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3ワンコーズと ワタシの日常


by uumam
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犬は変われる

新米くんが我が家にやってきてもうすぐ半年。
ウチに来た頃の彼の食べ物に対する執着は凄かった。今でもすごいけれど・・・
ゴハンを目の前にして「待て!」なんて無理。
とにかく、初めは「大丈夫よ~。ちゃーんとゴハンはあげるよ~」ってことで、
こちらも「待て」はさせませんでした。
その代わり、ゴハンのお皿は手に持ったまま食べさせていました。
しばらくして、サークルの戸をあけて、「待て」次に「ヨシ」でゴハンのお皿を差し出しました。
少しずつ、少しずつ・・・・・
今では、「お手」も「お代わり」も「待て」も出来ます。
新米くんの食事
全然、すごくないんですけれど、新米くんがこれをするってことが我が家ではすごいことなんです。

犬は変われるってこんな低レベルな話ではなくて、
先日、ナショナルジオグラフィックチャンネルで「救助犬」という番組を放送していた。
何頭かの捜索救助犬(災害や事故現場で人間を捜索する犬)が出ていましたが、
その中のチョコラブのコは、訓練師に出会ったのが2歳のとき。
それまでは、人間から虐待されていたようで、薬殺処分寸前のところだった。
もちろん、そんな犬だから社会性はゼロ。
が、この訓練師の人は「一目見たときから彼とは気があった」と言い、
今では、立派な捜索救助犬。出会うべき人に出会って変わったワンコ。
(我が家のワンコは幸せなのか?)
私はそのような仕事をする犬って、その仕事に対して喜びや生きがいを持っていると思っていた。
もちろん、その感情の中に使命感もあるが、悲壮なまでの使命感はないと思っていた。
別の捜索救助犬の話になるが、あるテロ現場(非常に悲惨な現場での仕事)で人間の捜索にあたった犬は、
その後、精神的に立ち直るのに非常に時間がかかったとあった。
犬って感情豊かな動物と思っていたけれど、私が感じていた以上だ。

ナショナルジオグラフィックチャンネルでは、その他、動物の生態や地球環境、大惨事といわれる事故の原因についての番組も放送している。





大惨事といわれる事故は、ほとんどの場合原因はひとつではない。
決定的な原因があり、その他、順調に事が運んでいたら気にも留めない小さなヒューマンエラー、偶然その場所にあったもの、その時の天候・・・小さな小さな要因がある悲惨な1点に向かうと大惨事になる。
なぜ、そのような事故が起きたのか?
その原因究明はとても大切なことだ。
今後も事故というものはなくならないだろう。
原因究明どころか事故そのものを隠してしまったら、
防げるはずの事故も起こってしまう。
by uumam | 2007-03-23 15:31 | わんコーず&わんオ